プロジェクターのレンズシフトって?

最近のプロジェクターによく搭載されている機能です。どんな時に使うかというと、通常は投影する場所に対して真正面にプロジェクターを設置しないと画面が歪んでしまいますがこの機能を使えばスクリーンの正面に設置できない場合でも、映像が歪まないで投影することができます。レンズを上下左右にシフトさせることにより映像が歪まないで投写することができるのは便利ですよね。

設置の都合上、真正面にプロジェクターを置けないという場合に便利な機能ですが調整できる範囲には限界があります。エプソンのEB-G5200Wの場合、縦に2.2画面分(上下に60%)、横に1.2画面分(左右に10%)が調整範囲です。またひとつの方向に最大までシフトしている場合、もう片方の方向へはシフトすることが出来ません。またレンズシフトにもデメリットもあります。実際は光軸が垂直に投影されていないので投影中心部と比べて周囲では、若干ですがフォーカスや色がずれてきてしまいます。

画質の低下を考慮したらやはりスクリーンとプロジェクタは平行になるように設置するのは基本ですね。

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